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執筆者の写真wakuwakumirailabo

【実施レポート】「海の恵みを体感しよう!海の環境について学ぼう!」

2022年6月26日(日)、「海の恵みを体感しよう!海の環境について学ぼう!」プログラムを実施しました!


晴天の中(前日は雨が横なぐりに降る台風のような天候だったそうなのですが)、28名の参加者のみなさんが集結!

「①海の生きもの観察」をしたり、「②すだて漁」をしたり、「③とった魚をさばいて食べ」たり、「④海の環境についての話」を聞いたり、最後には「⑤海辺のクリーンアップ活動」をするなど、盛りだくさんの内容で進めました。


①海の生きもの観察

レクリエーションや注意事項を聞いた後、海に向かい、みんなで力を合わせて地引網をひきました。

すると・・・海藻といっしょに色んなお魚が。どんな生きものなのか解説を聞きます。

最近は温暖化の影響で、あたたかい海を好む生きものが増えてきているそうです。

ちなみに地引網には生きものだけでなく、プラスチックのごみ(お菓子の袋など)もたくさんかかりました。私たちの生活でも気をつけることがありそうですね。

生きもの観察の後は、アマモの繁る海の中を歩きながら、すだてのある場所へ向かいました。(向かう途中でも、エビなどを獲る参加者の姿も見られました。アマモは色んな生き物の住みかになっているんですね。)


②すだて漁に挑戦!

すだて漁(浅い場所に仕掛けた定置網に入って魚を捕まえる漁法)に挑戦しました!

羽根を広げながら泳ぐトビウオに歓声をあげる子どもたちの姿も。


悠々と泳ぐ大きなタイ、スミをはいてぴゅーっと逃げるタコなど、みんな懸命に追いかけて網でとりました。ミズクラゲなどもいて、安全を確認した後、プニプニした感触を楽しんでいました。


③魚をさばいて食べよう!

地元の魚介類を使ったランチを楽しんだ後は、いよいよ自分たちで獲ったタコとタイをさばきます!プロの漁師さんがわかりやすく教えてくれました。




さばきながら、生命への感謝の気持ちが湧いてきます。困ったときは、漁港のみなさんがやさしく教えてくれました。


さばいたお魚はその場でおいしく頂いたり、おうちに持ち帰って大切に頂きました。


④海の環境についての話

海のプロ・岩井さんから、海辺の環境がどのようになっているのか、どんな生きものがいるのか、豊かな海を残してくために私たちにできることはどんなことなのか、色んなお話を聞きました。


  • 近場で獲れた魚を食べることは、環境にも良い(遠方から輸送するより燃料使用量がおさえられるため)

  • ごみ箱があふれかえってるときは無理に入れず、自宅に持ち帰る(入りきらなかったごみが風で飛ばされ、海などに入ってしまうこともあるため)。

  • できるだけごみが出ないような生活を心がける(温暖化などを抑えることができる)。

学んだことを日常生活の中でも色々活かしていけそうですね。


⑤海辺のクリーンアップ

最後に海への感謝の気持ちを込めて、クリーンアップをしました。「最近、かなり大がかりなクリーンアップ活動をした後なので、ごみがあるかどうか」と聞いていましたが・・・




出るくる出てくる、たくさんのごみ!圧倒的にプラスチックごみが多かったです。プラスチックは自然環境の中でなかなか分解されず、ずっと残るんですね。ウミガメなどがエサのクラゲと間違えて誤飲する例も報告されています。


ごみをできるだけ出さない生活を心がけたいですね。




最後にふりかえりをしてプログラムを終了しました。

ここでの気づき・学びをぜひ今後に活かしてもらえたらと思います!

<参加者のみなさんの感想(一部抜粋) ・お魚をさばくのを見て体験できて嬉しかったです。家でも実践してみたいと思います。 ・生活しているところが海を身近に感じられないので、このように海の環境や課題について知ることができ勉強になりました。 ・色々体験できて、海の大切さもわかってよかったです。貴重な体験になりました。


海のプロのみなさん、調理のプロのみなさん、ボランティアさん、たくさんの方に協力いただいて実現したこのプログラム。感謝の気持ちでいっぱいです!


これからも「かなえたい未来をカタチにする力」を育む、色んなプログラムを実施していきたいと思います!

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